このピンク色、特に濁り潮、例えば東京湾口独特の茶系の潮などに保護色となりテキメンに効果があります。元々は岸壁の黒鯛用に開発されたハリス。濁り潮に保護色になるには?と研究を重ね開発されました。まず、東京湾口の松輪あたりのマダイ、ワラサではこのピンクハリスで外したことありません。
固さは中調子。シーガーとか使い慣れている方には柔らかく感じるかと思います。だから喰うんですけどね・・・強度もトルネードVハードに匹敵します。ワラサなら4号でも普通にとれると思います。ちなみにたけ店長はこのピンクハリス2号で7.5キロのブリとってます。そのくらい強い!高いだけのことはあります。
但し!いいことばかりでなく、駄目な場合もあえて言わせていただきます。
経験上、このピンク色、クリアな澄み潮には向きません。例えば南伊豆の神子元島でのマダイなど青いクリアーな潮のとき。こんときは喰わなかった! こういう時はトルネードVハードを使ってください。トルネードVに変えた流しで3連発で喰ってきました。
そういえば、かなり前になりますが、とび島丸で真鯛釣りしてて、横でこのハリスのテストで、テスターが8号だか使っていて僕は横で3号。「8号なんぞ鬼カサゴくらいしかくわねーぞ!」と馬鹿にしてたら目の前で真鯛かけてたっけ・・・・(まだテスト用で8号しか号数なかった時の話です)
同じサンラインの最強ハリス Vハードと並ぶ真鯛の定番ハリス。たけ店長はこの2種類を使い分けます。 濁り潮ならSV1、澄み潮ならVハード。
一応、メーカーからの説明文を下に・・・
ピンクハリスは、魚からは見えにくい色の波長を科学的に解明し緻密な研究データを根拠に実釣での成果により実証し誕生したサンラインの特許技術です。元々はスレッからしの岸壁黒鯛用に開発されたハリスです!
「マジカルピンク」カラー
独自の鮮明染色技術(Vivid Dyeing
加工)で実現した「マジカルピンク」カラーは、1サイズ太くても喰いは変わらず、安心なやりとりが出来ます。
ダブルレジンプロセッシング
抜群のしなやかさ、高強力、高耐久性、高耐摩耗性を誇ります。
平行巻き
完全平行巻き採用で100m巻きでも糸ツブレもなくクセが付かないため、
快適な使用感を約束します。